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2006.01.13

002:色 2005鑑賞

丸井真希
見も知らぬ景色に電車は連れて行くごめん見てない君しか見ない
 (見えない、じゃなく「見ない」。 その一途さに完敗。)

K.Aiko
飾られて残酷なほど薄茶けて読めないままの色紙 霜月
 (「残酷なほど」が残酷なくらい生きていると思う。
  最後に一言ついた「霜月」がすき。年月を感じます。)

ピッピ
鈍色でなぐるあなたの後頭部シカゴみたいにきらきら光る
 (きれいすぎてこわい。何気なく言ってるところがこわい。
  ひらがなだからよけいにこわくて、やわらかい。)

美和知空
色は匂えど「だからなんなの?もう2度と店にこないで。花は」散るなら
 (単純にこの唄の中の人すきです!)

あみー
色々なことがあっても変わらずに笑ってくれてほんとありがと
 (何かほっとしました。ありがと。
  そばでそう変わらずに笑ってくれている人ってあったかくって、ありがたい。)

五十嵐きよみ
他者だけの世界の中へ踏み入れる足の爪から色づいてゆく
 (新しい色に全身が。
  期待と不安色で足の爪がかがやいてます。)

黒月秋哉
「みずいろ」じゃなくて「すいしょく」あの夏の午後と蜂とを閉じ込めた色
 (そんな色がほしい。透明な思い出感がすてき。)

舟橋剛二
さみしさはどんな色にも描けるものピンクを薄くすればはなびら
 (うすピンクな短歌、さみしくってかわいい。)

雛鳥
ひょっとして色ちがいだねスニーカー プッチンプリンはひとつしかないね
 (ひょっとして!語尾の「ね」がかわいくてストーリーっぽいv)

黒河更沙
「きっと君、恋をしてるね?ビー玉の色がわづかににごってゐるよ」
 (見透かされた、その根拠の出所がすてき。)

坂本 汐
あなたには青色あげるわたしには夕暮れそめる赤色ちょうだい
 (どちらもほしい、なんてだめですか? )

ひぐらしひなつ
冬の陽に色をほどこすさみしさで階段に置くきみのevian
 (ことん、って音がしました。さみしくてノスタルジック。)

田丸まひる
さりさりと燃える橙色の街 つよがっていたわたしがわるい
 (だけどつよがりはだいじなのです)

内田誠
色のない世界の底に透けているいつかの話ばかりしていた
 (いつか って不思議なちからがありますよね)

駿河さく
灰色をねずみいろって言うひとがいるから冬はあったかいのだ
 (あったかい。ねずみいろってすごくあたたかい。)

岩崎一恵
床を這う午後のひかりもおとろえて色鉛筆は散らばったまま
 
高岡シュウ
愛されているはずがない 錆色の海に素足を浸して眠る

佐藤羽美
ペンギンの色をピンクに塗りかえて僕ってとても正直な人
 (正直な君!すごくかわいくてどうしよう!)

香山凛志
鳥かごのどれもどれもが鈍色で誰もわたしの嘘を知らない
 (誰も からのくだりが大好き。鳥かごの単語の雰囲気とあいまって、ますます。)

佐藤弓生
色鉛筆ひゃくまんぼんをたずさえたひとの便りの春、ことに青
 (最後の一言に全部もってかれました。すき。)

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2006.01.13

001:声 鑑賞

001:声 秋
「人間て、恋する機械なのね」って指でアポロを割る君の声
 (淡々とした感じで、でもアポロ色がしていてかわいい!)

001:声 丸井真希
透明な君の声には手があって置いていっては私を掴む
 (つかまってしまった!)

001:声 久哲
聞きなれた声につまずく 恥骨から痛み出すのが春と言うこと
 そんな春があったなんて!
 (「恥骨から~」のくだりがすごくすきです。)

001:声 雪之進
ふと気づく。受信メールを見てももう君の声では読んでいないと
 (すごく淋しくて、でもすごく淡々としていて。
  時間の流れが切に感じられます。)
 
001:声 尾崎弘子
声のする方に行つてもいいですか目隠しのままたたずむわたし
 (たよりは声だけ。どうぞこちらへ。)

001:声 鳴井有葉
意味なんて意味がないだろこれからの全ての声をお前のために
 (そんな風に言われてみたい。
  「お前のために」の言い方好きです)

001:声 ジテンふみお
貨物車の声が聴こえる信号で「左に曲がります」とあなたも
 (さいごのしめかたが、なんて好み!)

001:声 萩原留衣
この歌であなたの脳がつくりだす私の声は優しいですか
 (優しくあってほしいとねがっているような。
  「あなた」の脳が作り出さない声はやさしくないから、
  そんな気がしました。すごくすごく愛しいです)

001:声 津和 歌子
この声は小さすぎない きみだけに聞かせるためにしゃべりつづける
 (かわいらしい。小さすぎない、という言い方がまた)

001:声 新明さだみ
声の湧く空間にいていちじかん記憶の穴がぽっかりとあく
 (私もそんな空間にゆきたいです。発想がすてき!)

001:声 鈴木有機
(とうきょうと)キャベツの芯までうつくしい声にくるまれ(よもつひらさか)
 (最初とさいごの括りが印象的で。
  中の句も印象的でかわいくて)

001:声 かとうそのみ
夕ぐれにのまれた私に必要な声の取扱説明書
 (声の取扱説明書、みつかりましたか。
  最後の句のリズムのよさが大好き!)

001:声 022:沓澤誠一郎
 声 震へ 響き 認識 雪 嘆き 記憶 追憶 忘却 遠く
 (インパクトと韻がすてきすぎ)

001:声 塩谷風月
声がまず届いて愛はそのあとに来るって言葉信じてるのに
 (かわいい。信じてるものもかわいいし
  最後の「のに」で終わってるのがまたいじらしい!)




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