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2006.02.03

005:サラダ 2005鑑賞

生沼義朗
悲壮感漂うまでにきららかに京菜のサラダは酢にまみれいる
 (きららか。きららかがたまらなく好き。 )

史之春風
主婦だからサラダオイルの染みくらい上手に隠せる秘密にしてよ
 (主婦だからの理不尽で素敵な言葉に感服。 )

植松大雄/SERENO
三月のサラダバーへと迷い込む 仕組まれ切った恋のはじまり


田丸まひる
わたしよりきれいな指を持つひとがちぎるサラダ菜(寒いね)(そうね)


やまもとまき
うしろから突然抱きしめられたのでサラダ・ボウルがおっこちました
 (あこがれます、こんなこと)

海神いさな。
真夜中にひとりで食べる冷えすぎたサラダ泣いてもだあれもいない
 (「だあれも」表記がすきです。)

嶋本ユーキ
空っぽは見つめるほどに歪みだすサラダボウルの夜が哀しい


なかはられいこ
さらさらと過去になりますわたしたちサラダボールにレタスを盛って
 (さらさら。)

オカザキなを
歯ごたえがいいの海草サラダって(明るくあったかかったあの海)


大江ケンジ
温かいサラダがさめていくような眠りにおちるまでのさみしさ
 (ゆっくりとしたさみしさが、少しだけあたたかくって。)

かとうそのみ
サラダ菜の先でくすぐりあうような青春というなまえの話
 (その青春というなまえのお話をぜひきかせてください。
  そのみさんのかわいらしさ、くすぐったくてだいすき。)

篠原となみ
あいまいな自我がふくらむ春の日のサラダにのこす歯形 たとえば


藤矢朝子
これくらい透けて見えたらいいのにね君の心とサラダの玉ねぎ


桜小町
やきもちを焼いた分だけちぎられるサラダでその日の機嫌をはかる



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2006.02.01

004:淡 2005鑑賞

史之春風
淡水で炭酸水で海水で水で涙をすすぐ今夜は
 (必死にすすぐ。あらゆる水でとにかく涙を何とか。
  水の多さにびっくりな夜です。 )

上澄眠
水中のように静かな晴れた朝眠ったままの淡水パール


花月 香
経験の甘さと辛さを調和して淡い口紅似合うという君


鳴井有葉
淡水を空気のように吸い込んでさよならあたしたちだったもの
 (空気みたいにとけていくようなうたにどうしようもなく惚れ惚れ。
  後半からはもうべたぼれしました)

づら
起きている時間に色をつけるなら生成りが似合う淡白な日々


やまもとまき
淡々と別れを告げられその後でつまらない恋だったと思う


駿河さく
てらされるまひるまのにわ 君からの淡い非難じゃ突き刺さらない


立花るつ
淡い不安がただよっている桜咲きはじめるまでの色の隙間に


高岡シュウ
すべてから耳を塞いで「幸せ」と君は微笑む 淡く、淡く
 (さみしいけれど、しあわせ。)

森川有
ビーカーに揺れる淡水しずかなる理科室 八重歯の男とのキス


やまね
淡々と語り渡すしかないだろう他人でいるしかなかった人に


かとうそのみ
海よりもしょっぱくないし青くない(やりきれないのだ)淡水なのだ


邪夢
淡水に晒した色はしょっぱくて涙の味がしました、追伸。



2006.02.01

003:つぼみ 2005鑑賞

黒月秋哉
花よりもつぼみが好きと云う人に、咲いたあとのことなんて訊けない。

田丸まひる
乳白のつぼみを間引く 誰にでも愛されているなんて思うな

美和知空
三月で良かったですね 絶望を痛みをくらべつぼみけちらす
 (上の句でもうノックダウン。
  丁寧な口調なのに「けちらす」ときてさらにノックダウン。 )

影山光月
何をしてもうまくいかない日があってだからつぼみに隠れています。
 (そんな日ありますよね。私も隠れたい。つぼみに隠れるのがいじらしい!)

杉山理紀
思い出をひらがなにして眠る夜のつぼみのなかのあなたにさわる

長沼直子
ひらいたらあとはかれゆくだけだからつぼみのままのわたしをあいして

新藤伊織
そんなにも麗しく咲くあなたならつぼみのままでいて欲しかった

小野伊都子
むすんだらまたひらいてね花びらはつぼみがしてた約束の色

村上きわみ
一枚のネルにくるんだ雛鳥のつぼみのような心臓でした

福々屋大福
苦さやら青臭さやらがじゃまをしてつぼみの味はまだわからない
 (いつかきっとわかってしまう、のかもしれない。
  だけどわたしはわからないままでもいいと思った。
  じゃまをしているそれらはきっと、すてきなものだ。)

かとうそのみ
つぼみなら片っぱしからこじあけて さながら僕らは愛のヒナドリ
 (かわいいなかのバイタリティ!
  さながら、からのくだりの表現がたまらない)

大江ケンジ
明け方につぼみの夢でうなされる咲いたら負けのような気がする
 (そんな不安定さを愛でたいと思います、かわいらしい)

佐藤羽美
一億の花のつぼみを踏み潰す時間、僕らは手を繋ぎましょ

バンドヲミキコ
忘れたいことは憶えてられないし春ですつぼみほころんでゆけ

2006.02.01

参加します(ゆづ)

ゆづと申します。
題詠100首blog、参加させて頂きます。
何だかんだで四年目です。

今年も短歌な一年、
新しい目標をたてつつ頑張ります。

 ちょっとでも前にすすめますように
 すこしでもたくさんあるけますように。


今年もまたよろしくお願いいたします。

もうやみつきだなあと思うこの企画。
いつもいつもありがとうございます。
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