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2010.11.30

完走報告(はせがわゆづ)

題詠も2010年、今回も(かけこみですが)無事完走することが出来ました。
いつも同じ言葉になってしまいますが、ありがとうございますの気持ちでいっぱいです。
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Posted at 19:26 | ★短歌以外 | COM(7) | TB(1) |
2010.11.30

100:福(はせがわゆづ)

かみさまに祝福されておどりだす小さなつまさきは春を待たずに

2010.11.30

099:イコール(はせがわゆづ)

わたしたちをイコールでつないでみる数式赤いペン先が少し滲んだ
2010.11.30

098:腕(はせがわゆづ)

鈴の音に似た君の声が聞こえない朝靄に伸びる腕は冷たい
2010.11.30

097:換(はせがわゆづ)

アルコール二十度のキスを繰り返し舌先で交換しあう発熱
2010.11.30

096:交差(はせがわゆづ)

さらわれた夏のひとたちが交差する長い飛行機雲をみていた
2010.11.30

095:黒(はせがわゆづ)

唐突に極彩色から白黒へ春はいつかの色をなくした
2010.11.30

094:底(はせがわゆづ)

慣れていくおぼれるような感覚のゆっくり底をはっているゆめ
2010.11.30

093:全部(はせがわゆづ)

聞こえてた音の全部が途切れてもあなたが笑ってくれるならいい
2010.11.30

092:烈(はせがわゆづ)

カーテンの向こうの濃い靄花冷えの朝鮮烈にあなたを思う
2010.11.30

091:旅(はせがわゆづ)

手荷物は四葉のクローバーだけだったよく晴れていた旅に出る朝
2010.11.30

090:恐怖(はせがわゆづ)

ゆっくりとおろしたまぶた恐怖心なんてなかった夜空の素足
2010.11.30

089:泡(はせがわゆづ)

まばたきを終えないうちに消えていく泡たちが彩る冬のはじまり
2010.11.30

088:マニキュア(はせがわゆづ)

濃くなっていく夜の色をあびながら赤いマニキュアを塗り重ねてる
2010.11.30

087:麗(はせがわゆづ)

さよならすら聞こえなかった春間近の細い細い綺麗な小雨
2010.11.30

086:水たまり(はせがわゆづ)

いつか見た夏の空にはひまわりが水たまりには君がにじんでた
2010.11.30

085:訛(はせがわゆづ)

深くなるばかりの冬の空気のなか舌訛むわたしの声がたゆたう
2010.11.30

084:千(はせがわゆづ)

どこまでも透明な空に憧れた千鳥格子の一羽が飛び立つ
2010.11.30

083:孤独(はせがわゆづ)

階段を見あげた少女は孤独からうまれた朝に微笑んでいた
2010.11.30

082:弾(はせがわゆづ)

カーテンの隙間から見えた夜の色をあなたの長い指が爪弾く
2010.11.30

081:シェフ(はせがわゆづ)

とろけはじめた宵月にくちうつすシェフおすすめの甘いサングリア
2010.11.30

080:夜(はせがわゆづ)

細い腕が雨ざらしのまま夜は過ぎ勿忘草のようにあなたは笑った
2010.11.30

079:第(はせがわゆづ)

吹く風にやわらかい髪が揺れていた明日はあなたの爪先次第
2010.11.30

078:指紋(はせがわゆづ)

愛されていたひとの温度を思い出し規則正しい指紋をなぞる
2010.11.30

077:対(はせがわゆづ)

うずくまるひとの背中にさすひかり対にならない羽がうまれた
2010.11.30

076:スーパー(はせがわゆづ)

二十四時間スーパーに咲いていた午前三時のあわいぬくもり

2010.11.30

075:微(はせがわゆづ)

真っ白い月を見ている横顔に微かに残るためいきのあと
2010.11.30

074:あとがき(はせがわゆづ)

晴天の本棚に生まれたあとがきの中に息づくやさしい軌跡
2010.11.30

073:弁(はせがわゆづ)

春先のひなた色したお弁当箱もってあなたをさらいにいこう

2010.11.29

072:コップ(はせがわゆづ)

コップからあふれる水をうけとめる泣くときしんと震える右手で
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